個人融資の借金が返せない…無視して放置しても大丈夫？

闇金解決アドバイザーの山根です。

「ネットの掲示板やTwitterで、個人融資をやっている人からお金を借りたけれど、返済がしんどい…」
「返すのきついし、もう無視して放置してても大丈夫かな？」

こんな疑問に今回はお答えしていきます。

世の中には、「返さなくていい借金」がある

借金というと、「絶対に返さなくてはいけないもの」と思っている人も多いんじゃないでしょうか。
まあ実際、子供のころからそうやって教わりますし、普通はその通りです。返す約束で借りたんですから、返さなければいけません。

しかし実は、例外もあるんです。
世の中には、「返さなくて良い借金」があります。

理由はいろいろありますが、今回の個人融資から借りてしまった場合は、「不法原因給付」というものになります。

一言でいうと、「この借金は違法な貸し付けだから、お金を返す約束そのものが無効だよ、だから返さなくていいよ」という話です。

おっと、ここでちょっと混乱しちゃいますよね。

「え？個人からお金を借りるのって、違法なの？」
「友達同士でお金を貸し借りするのも、本当はダメってこと？」

…いえいえ、違います。そうじゃありません。

ややこしい話なんですけど、「友達同士のお金の貸し借り」と、「個人間融資などの貸し借り」は、実は扱いが全然違うんですよ。

個人間融資の借金は返さなくていい！でも、友達同士の借金とどう違うの？

SNSやアプリ、掲示板などの＃個人間融資と、友達同士の貸し借り…どちらも個人の借金だから違いは無い、と思えるかもしれませんよね。ですが実際には違います。

一体どこがどう違うのか？というと…。

個人間融資って、「お金貸します」って宣伝してますよね。言い方はいろいろありますが、とにかく、「私はお金を貸す人です」というアピール、宣伝、勧誘を行っているわけです。

そしてもう一つ、その「お金貸します」といった宣伝を、不特定多数の人に向けて発信していることです。ちょっと難しい言い方ですけど、要するに、

「お金貸します。借りたい人はDMください」
「即日で融資します！申し込みはこちら→@xxxxx」
「個人で金融やっています。借入希望の方、お気軽にご相談ください。電話000-0000-0000」

…こんな風に、ネットの掲示板やSNS、アプリなど、いろんな人が見れる場所で宣伝していること。これが「個人間融資」の特徴というか、友達同士の貸し借りとの違いになります。

こうやって、「お金を貸しますよ」と、不特定多数の人に向けて宣伝していると、個人であっても“業者”という扱いになります。

難しい言葉でいうと、「業として貸金業を営んでいる」ということになるんですが…。ひらたく言えば、「お金を貸す仕事をやってるよね？」という話なんです。

そして、お金を貸す仕事をやるためには、“貸金業登録”という許可が必要になります。個人間融資は、この許可を得ずにやっているので、貸金業法違反…つまり違法なヤミ金なんです。

個人間融資はヤミ金！違法だから返さなくてヨシ！でも無視して放置すると？

ザックリまとめると、

「個人間融資」は実際はヤミ金だから、借りたお金は返さなくて良い

…という話です。
ただ現実には、「違法な貸付だから返さないよ」と言っても、相手は「はいそうですか」とはいかないでしょう。

無視して返済を放置していても、相手は取り立てを仕掛けてきます。

そうして言い争いのトラブルになったり、相手が暴走して、乱暴な取り立て被害に遭ってしまうでしょう。

こうしたトラブルを避けて解決することが重要です。

でも、そのためにはお金を払うしかないのか…というと、そうではありません。

“個人融資などのヤミ金に、返済なしで解決できる弁護士・司法書士”がいるからです。

個人融資に返せない…そんな時は、ヤミ金に強い弁護士や司法書士に相談を

SNSや掲示板、アプリなどで「お金貸します」と宣伝している＃個人融資。正体はヤミ金です。違法なヤミ金融ですから、借りたお金は返す必要はありません。

ですが、「だから返さないですよ」と言っても、相手は素直に引き下がってはくれないでしょう。

トラブルや取り立て被害を防止・解消するためにも、ヤミ金に強い弁護士や司法書士に相談することが大切です。

「個人融資で借りた借金が返せない」

…とお悩みの方は、無視して放置せず、お気軽に弁護士や司法書士に相談してみてくださいね！