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個人の借金が返せないと差し押さえ?返済義務がないケースと対処法を解説

個人の借金、返せないと差し押さえ?返済義務がない場合も 個人間融資
山根
山根

執筆者:山根(ヤミ金問題解決アドバイザー)
闇金・多重債務問題の相談支援に長年従事。多くの方の闇金トラブル解決をサポートしてきた経験をもとに執筆しています。
※個別の法的判断については、弁護士・司法書士へのご相談をお勧めします。

「個人からお金を借りたけれど、返せない。このまま差し押さえを受けてしまうのだろうか」

そうした不安を抱えている方は、決して少なくありません。
友人や知人からの借金であれば、返せない負い目も大きいでしょう。
掲示板やSNSで知り合った相手からの借金であれば、どう対処すればいいのか分からないという方も多いでしょう。

この記事では、個人からの借金で差し押さえを受けるケース・受けないケースの違いを整理したうえで、特に「個人融資」と呼ばれる貸し借りが実はヤミ金にあたる場合の対処法について詳しく解説します。

一人で悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

個人からの借金で差し押さえを受ける場合・受けない場合

まず結論を整理します。

個人からの借金であっても、返せなければ差し押さえを受ける可能性はあります。
貸した側(債権者)が裁判所に申し立てを行い、許可が出れば、財産の差し押さえが実行されることになります。

ただし、すべての借金が差し押さえの対象になるわけではありません。

「そもそも返済義務が発生しない借金」であれば、差し押さえを受ける心配はありません。

では、どのような借金に返済義務がないのか。
この点を理解するために、まず差し押さえの仕組みから順を追って見ていきましょう。

山根
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「個人からの借金」と一口に言っても、相手が友人なのか、ネットで知り合った相手なのかで、法律上の扱いがまったく異なります。
この違いが、差し押さえを受けるかどうかの分かれ目になります。

差し押さえの仕組み|裁判所の許可がなければ実行できない

差し押さえと聞くと、次のようなイメージを持つ方が多いかもしれません。

  • お金を貸した人が家に押しかけて、家財道具を勝手に持っていく
  • 家を追い出されて、不動産が競売にかけられる
  • 業者が突然やってきて、車を引き上げていく

こうしたイメージは、ドラマやマンガの影響もあって根強く残っています。
しかし、実際の差し押さえはこのようには行われません。

差し押さえ(強制執行)は、裁判所の許可がなければ実行できません。
これは法律で厳格に定められたルールです。

いくらお金を貸した相手であっても、裁判所の手続きを経ずに他人の財産を勝手に持ち去ることは許されていません。
そのような行為は「自力救済」と呼ばれ、違法にあたります。

山根
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「お金を貸している」という立場は、世間のイメージほど強い権限を持っていません。
アイフル、プロミス、楽天銀行といった大手であっても、裁判所の許可なしに差し押さえを行うことは不可能です。

つまり、差し押さえが実行されるまでには、「貸した側が裁判所に申し立てをする」→「裁判所がその申し立てを審査する」→「許可が出る」というプロセスが必要です。

そして、この審査の段階で重要な判断が行われます。

違法な貸付には返済義務がない|不法原因給付とは

裁判所が差し押さえの申し立てを審査する際、「この貸付は法律に基づいた正当なものか」という点が確認されます。

もし裁判所が「この貸付自体が違法である」と判断した場合、差し押さえの許可は出ません。

これは民法上の「不法原因給付」という考え方に基づいています。

✅️不法原因給付(民法第708条)
違法な目的で行われた金銭の交付について、その返還を請求することはできないという法律上の原則です。
つまり、違法に貸し付けられたお金には、そもそも返済義務が発生しません。

違法な貸付による借金には返済義務がないため、裁判所が差し押さえを許可することもありません。

これは個人間の借金であっても、業者からの借金であっても同じです。
貸した側が法律に違反していれば、借りた側には返す義務がありません。

山根
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「借りたものは返さなければいけない」という感覚は自然なものです。
しかし法律上、違法に融資されたお金は「返す義務のないお金」として扱われます。

では、具体的にどのような借金が「違法な貸付」にあたるのか。
次のセクションで詳しく見ていきましょう。

「自分の借金が違法な貸付にあたるかもしれない」と感じた方は、一人で判断しようとせず、まず専門家に状況を確認してもらうことが大切です。

💡自分の借金に返済義務があるか分からない方へ

違法な貸付かどうかは、専門家が状況を確認すれば判断できます。
相談は無料。
まず話を聞いてもらうだけでも、不安は軽くなります。

掲示板・SNSの「個人融資」は闇金と同じ

個人間の借金が「違法な貸付」にあたるケースとして、最も多いのが掲示板やSNSを通じた「個人融資」です。

Twitter(現X)やInstagram、LINEのオープンチャットなどで「#お金貸します」「#即金」「#個人融資」といったハッシュタグを見かけたことがある方もいるでしょう。

こうした個人融資は、相手が「個人」を名乗っていても、法律上は違法な闇金融行為にあたります。

その理由は、貸金業法にあります。

✅️貸金業法の規定
お金を貸す行為を「業」として行う場合、貸金業の登録が必要です(金融庁:違法な金融業者にご注意)。
掲示板やSNSで不特定多数に対して融資を行う行為は「業」に該当し、登録なしに行えば貸金業法違反(無登録営業)となります。

つまり、個人融資の相手は「個人の善意で貸してくれた人」ではなく、無登録で違法な融資を行っているヤミ金業者です。

違法な貸付である以上、不法原因給付の原則により、借りたお金に返済義務は発生しません。
したがって、差し押さえも受けません。

山根
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「個人がお金を貸してくれただけ」と思っている方が多いのですが、実態はまったく違います。
SNSや掲示板で融資を持ちかけてくる相手は、組織的に活動しているヤミ金業者であるケースがほとんどです。

個人融資のヤミ金を見分けるポイント

「自分が借りた相手が本当に闇金なのか分からない」という方もいるでしょう。
以下の項目に1つでも当てはまる場合は、相手が闇金業者である可能性が高いと考えられます。

⚠️ 1つでも該当すればヤミ金の可能性
  • 掲示板・SNS・アプリを通じて知り合った相手から借りた
  • 「#個人融資」「#即金」「#お金貸します」などのハッシュタグ経由で連絡した
  • 相手の本名や住所を知らない
  • 金利が「10日で1割(トイチ)」「10日で3割(トサン)」などとても高い
  • 利息を元金から先に差し引かれた(利息の先引き)
  • 返済が遅れると「職場に連絡する」「家族にバラす」と脅された
  • 個人情報(身分証・顔写真・勤務先など)を融資の条件として求められた

上記のうち1つでも該当する場合、その借金は違法なヤミ金業者からの借入である可能性が高いです。

特に注意すべきは、個人情報の提出を求められるケースです。
身分証のコピーや自撮り写真を渡してしまうと、それが後に「晒し」や脅しの材料として使われるリスクがあります。

山根
山根

「ちゃんとした相手かもしれない」と迷う気持ちは分かります。
しかし、正規の貸金業者であれば、SNSで融資の勧誘をすることはありません。
少しでも「おかしい」と感じたら、専門家に相談してください。

返済義務がなくても取り立て被害は起きる|その現実と対策

ここまでの内容を読んで、「返済義務がないなら安心だ」と感じた方もいるかもしれません。

しかし、現実はそこまで単純ではありません。

相手は最初から法律を無視して活動している闇金業者です。
「裁判所の許可がなければ差し押さえはできない」というルールも、当然のように無視して、強引な取り立てに出てくる恐れがあります。

実際に報告されている被害には、次のようなものがあります。

⚠️ 個人融資の闇金による取り立て被害の例

・1日に何十回も電話やメッセージを送りつけてくる
・早朝・深夜を問わず連絡してくる
・自宅に押しかけて脅す
・勤務先に電話をかけて「借金を返さない社員がいる」と伝える
・個人情報や写真をSNSでバラまくと脅す
・家族や緊急連絡先に取り立ての電話をかける

こうした行為はすべて違法です(国民生活センターにも多くの相談が寄せられています)。
しかし、ヤミ金業者は他人名義の携帯電話(トバシ携帯)や銀行口座を使い、身元が特定されにくい仕組みを作っています。

身元がバレないという自信があるからこそ、平然と違法な取り立てを続けることができるのです。

単独で警察に相談する際の注意点
ヤミ金の取り立て被害を受けた場合、「まず警察に相談しよう」と考える方は多いでしょう。
闇金行為は犯罪であり、警察への相談や被害届は重要な対応手段の一つです。

ただし、一人で単独に動くことには注意が必要です。

悪質な業者の中には、警察への相談を察知した場合に、「晒し」や嫌がらせを激化させるケースがあります。
身元がバレていないという自信がある業者ほど、報復行為をためらいません。

警察へ相談する前に、まず弁護士や司法書士に相談し、専門家の指示のもとで動くことを強くおすすめします。

山根
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警察への相談そのものは大切です。
ただ、タイミングと順序が重要です。専門家が介入している状態であれば、業者側も無闇に報復行為に出にくくなりますし、警察への相談もより効果的・安全に行うことができます。

では、被害を止めるにはどうすればいいのか。
次のセクションで、最も確実な方法を説明します。

💡取り立て被害でお困りの方へ

ヤミ金に強い弁護士・司法書士なら、取り立てを即日で止めることができます。相談は無料。依頼するかどうかは、相談の後に決めれば大丈夫です。

弁護士・司法書士に相談すべき理由

ヤミ金による取り立て被害を止めるために最も効果的な方法は何か。

結論として、ヤミ金問題に強い弁護士・司法書士への相談が、最も確実で迅速な解決方法です。

弁護士・司法書士はヤミ金の「営業」を止められる

弁護士や司法書士がヤミ金対応で行うのは、単なる「交渉」だけではありません。

闇金が使用している銀行口座の凍結、携帯電話(トバシ携帯)の利用停止といった手続きを進めることで、業者の営業そのものを停止に追い込みます。

ヤミ金業者にとって、銀行口座と携帯電話は営業の生命線です。
これを失うことは事実上の廃業を意味します。
逮捕されるリスクよりも、営業ができなくなることの方が、業者にとっては深刻な打撃です。

この打撃を避けるため、弁護士・司法書士が介入した時点で、闇金業者は手を引かざるを得なくなります。

即日対応で取り立てが止まる

警察に相談した場合、身元の特定から逮捕まで相応の時間がかかります。
その間、取り立てや嫌がらせは続く可能性があります。

一方、ヤミ金に強い弁護士・司法書士は、即日対応が可能です。
相談したその日のうちに業者への連絡を行い、取り立てを止めることができます。

被害者にとって最も必要なのは「一日も早く取り立てを止めること」です。
そのために最も近道となるのが、専門家への相談です。

法テラスとの違い

「まずは法テラスに相談しよう」と考える方もいるでしょう。
法テラスは公的な法律相談窓口であり、利用すること自体は問題ありません。

ただし、いくつかの制限があることを知っておく必要があります。

法テラスの利用制限

・予約が必要で、相談まで数日〜1週間かかる場合がある
・相談相手(弁護士・司法書士)を選ぶことができない
・弁護士・司法書士には専門分野があり、紹介される相手が必ずしもヤミ金問題に強いとは限らない

ヤミ金問題は特殊な対応が求められる分野です。
確実で迅速な解決を求めるなら、最初から闇金・債務整理に特化した弁護士・司法書士に相談することをおすすめします。

山根
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闇金問題に強い事務所であれば、初回相談は無料、費用も後払い・分割払いに対応しているところが多いです。
費用を理由に相談をためらう必要はありません。

まとめ|個人からの借金で差し押さえを受けないために

この記事のポイントを整理します。

✅️個人からの借金でも、貸した側が裁判所に申し立てを行い許可が出れば、差し押さえを受ける可能性がある

✅️ただし、差し押さえには裁判所の許可が必要であり、貸した側が勝手に財産を持ち去ることは違法

✅️違法な貸付による借金には返済義務がない(不法原因給付)。
裁判所が差し押さえを許可することもない

✅️掲示板・SNS・アプリなどの「個人融資」は、違法な闇金業者による貸付にあたる

✅️返済義務がなくても、ヤミ金業者による違法な取り立て被害は実際に起きている

✅️取り立てを止めるには、ヤミ金に強い弁護士・司法書士への相談が最も確実で迅速

掲示板やSNSで個人からお金を借りてしまった方にとって、「差し押さえを受けるかどうか」よりも深刻な問題は、違法な取り立てによる日常生活への被害です。

相手はヤミ金業者です。
法律で返済義務がないとはいえ、放っておけば取り立ては激化する恐れがあります。

一人で抱え込まず、まずヤミ金・債務整理の専門家に相談してみてください。
相談一つで、今日から状況が変わります。

💡闇金の取り立てから解放されるために

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